ブランドは下層や上流思考の下流が持つあこがれを疑似体験させるが、ブランドで身辺を固めても決して上流にさせてくれるわけではなく、もはや今日ではブランドらしさの強調された服やバッグを持つ事は下流であることのシンボルと化してしまった。
私の家にはLVのロゴ入りのバッグがカビを生やして寝ている。30年以上前のパリではLVはかっこよかった。一頃は援助交際の相手がいるのかな?という連想ぐらいさせたが、いまはダサさの象徴になってしまったのではないか。でもいずれ逆説的に面白く持てる時代が来るかもしれないと思って何となく捨てられないでいるが・・・
表参道がブランドに占拠される。みんなが共有していたはずの道がブランドに興味がある人にしか意味のない道に変わっていく。
ブランド街はブランド害で自己破滅していくことになる。
スーパーブランドはシンボリックなロゴや広告イメージだけでは豊かさの象徴にはなりえない。ましてや、その象徴が服やバッグ、アクセサリーの表にこれ見よがしに露出しているものなどは、自分は下流人間だと言い歩くようなものである。









