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浜野安宏の言いたくてたまらない
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浜野安宏のブログ「言いたくてたまらない」

もっと生活を!もっと生活を!もっと生活を!


ゴッホは愛のためには炎に手をかざした。病に倒れても、なお「もっと生活を!もっと生活を!」と叫んだ。

初老の男にとって愛は生きることと同義語になる。
セックスは生きている証となる。

少女のような女にすがった川端康成を軽蔑することは生きることを軽蔑することになる。
 
最後の作品が初めてセックスを覚えた青年のような春画だったピカソ を笑うべきではなく、感動するべきである。

人がひたすら生きたいと、願うことはそれがどのような形をとろうと美しいので ある。

私はもう一度人生を生き直そうと考えたことがあった。高揚感で震えるほどの感じを覚えたのは事実であるがそれに巻き込んだ女性にも、妻にも多大な迷惑をかけたと思う。

生きるという生々しいエナジーは暴力的なほど生な、制御しづらい力を持つ。

30歳前後の独身の女性が、結婚、出産に重点を置きながら中高年の妻子持ちの男性を恋人にすると、恋人として、いつか終わることを前提としているから、夢中で 飛び込んでいけない。熱く燃えられる時期があったとしても1年から2年経つと、女の方に結婚や同棲を前提とする若い本命が現れた場合、女はそのチャンスに飛びこんでいく。ようやく馴染んで遊び心から本気の愛に変わり始めた男にとっては、成熟した愛が突然かつ一方的に、打ち切られることになる。女の方は新しい可能性に燃えられるが、置いていかれる男の方は悲劇的になる。

どちらかというと、若い女性にとっては中高年との愛は不倫で在ることが多いの で、新しい可能性を持った若い男の方が善であり、どちらかというと、中高年の男との恋は悪である、今続いている中高年男との深まっていたはずの愛や時間よりも若くて独身であるだけで優先してしまい、それを当然のことと考えてしまう。もし、中高年の男性がその若い女性を本気で愛していた場合、安定しかかっていた愛や、それを通じて生を確認していた状況が突然白紙になるのである。

いずれ来る結果であったとしても、多くのドラマが描いているので、疑似体験はあるかもしれない。

涙、狂気、暴力、あるいは金、これらはいずれも生きるための表現である。

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