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浜野安宏のブログ「言いたくてたまらない」

羊の飼いすぎと黄砂の恐怖が地球規模でリンクする


羊の飼いすぎと黄砂の恐怖が地球規模でリンクする

4月18日は東京にも中国の黄砂が降りかかった。
さらには太平洋を渡ってアメリカ大陸まで飛んでいったのである。

黄河源流域の大規模な農地開発、牧場化、工業開発の結果、黄河は年間7ヶ月以上も海にまで届かなくなったのを知っていますか?あの黄河が涸れるのを知っていますか!

私は70年代初頭から「質素革命」などの著書を通じて、最近ではQFRONTのスクリーンを借りて、水の大切さを訴えてきた。そして、なるべくウールの服を少なく、マトンを食べず、牛を食べる量を減らして欲しいと、訴えてきた。羊のためにも、牛のためにも森は伐採され、草だけの裸山と化していく。羊はさらに草の根まで食い尽くすから砂漠となっていく。

中国がやみくもに経済成長を加速すると世界の迷惑になることを証明して見せた春の一日だった。このままエスカレートすると、やがてアースウォッチ研究所が指摘するように「全人類が中国人を食べさせるために働かなければならなくなる」日が来るのかもしれない。森が無くなるだけではない。大豆でとっていたタンパクを牛に還元するのに8倍近いエネルギーが要る。中国人15億の胃袋が肉を主に食い、マグロを好んで食ったらどうなるか。想像を絶するものがある。

黄河が海にまでたどり着けなくなっているのに。小奇麗な黄河の番組をムードたっぷりのオカリナ・サウンドとともにながすNHKを信じられない。内モンゴルの砂漠と報道しているが、黄河源流域と言うべきであろう。怖い地球の怒りに目を背けるべきではない。

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