アパホテル「幕張ベイ」の最上階から、かって自分が中心メンバーだった委員会でまとめあげた住宅地「幕張ベイタウン」を見下ろして、久々に熱くなった。
「メインストリートのある住宅街」
「パリのような住宅と商業の混成」
渡辺定夫先生、蓑原敬さん、私の3人があの頃、熱く語り合って創ってきた街が全貌を見せていた。団地型の住宅地が住宅だけ南に向いて並んでいる味気なさへのオルタナティブを創りたかった。
幕張の埋め立て工事中の現場で行われた議論が、眼下に現実の姿で広がっていた。
込み上げてくるものがあった。
ストリートを歩いた。
思い通りの街路が住宅の足下を貫いていた。
人々がカフェで談笑していた。
小学校も3校になった。
校舎には元気なこどもたちの笑顔がはじけていた。
私達は生活地を創り、育てたのだ。
「南に向いていない家が売れるわけない」
「パリの夢が千葉で実現するわけない」
始めはそんな心配だけが優勢だった。
いい街を!いい生活地を!想いを一つにしたチームの勝利を確信した。
新しい町の創成と歴史に加担した私を褒めてあげたかった。











