アメリカでレンタカーを借りると、あらかじめ特別に頼んでおかない限りアメリカ製の車があてがわれてくる。おそらく売れ残った車をレンタカー屋が買いたたいて仕入れたものだと思うが。がっかりするほどデザインも悪く、エンジンの音も走りも、ペラペラで軽薄である。
フォードともなると、大きさも内装も何もかも中途半端で、良いものを造ろうという情熱を感じない。コンパクトカーと予約しても売り切れると図体だけでかいフォード車がまわってきたりする。1〜2回ぐらいは我慢ができるが、それでも乗るたびに、「このファック野郎!」と汚い罵声を投げてしまう。
1兆5400億円の赤字が出るのはもっともである。
自動車の老舗が陥った病理が蔓延しているのだろう。
日本の企業でも三菱、不二家、雪印、パロマ、ソニー・・・老舗、1流がことごとく同様の病理に陥って自滅した。
脚下照顧
フォードが陥った病理は、自動作用のごとく企業を襲う。
誰しもが自分の足下を見て身を引き締め、頭を柔軟に保たなければならない。









