柱だらけで、歩行者が危険覚悟で歩く銀座線など古い我が国の地下鉄よりもはるかに美しく、歩きやすく便利である。私のようにストリートウォッチャーでストリートの仕掛け人という人間にとって、ヨーロッパの町は歩行と地下鉄が移動手段となる。地下であるから柱が多くて当たり前なのは日本の建築家や役人の居直りである。陸上の駅にせよ、地下にせよ柱など歩行の妨げになる構造物はできる限り排除したい。
東京で最も見苦しいのはわが物顔で空中をのたうつ電線とマンションをはち巻きのように巻き込むベランダと洗濯物である。柱が多すぎるのはもっと見にくいのみならず、危険である。オマケに最近では電車とホームの間にフェンスを作り出した。いくら会社のせいにされるからといっても、やりすぎである。
痴漢もまた日本名物で、したがって女性専用列車があることじたい日本男子の恥である。なんという情けない国民に成り下がったのだろう。
空に電線が無く、ベランダに干し物が無く、駅に邪魔な柱が無く、女性専用車が無く、痴漢が無い日は来るのだろうか?










