いつもこの階段に来ると落ち葉のカーペットが敷かれている。私にとって京都の最後の場所、父の墓がある寺のそばに在る階段だ。
落ち葉を掃かないところが好きだ。こんな美しい自然を取り除かない方がいい。
Let it be ♪
そっと!そっと!そのまま、そのまま。
この上に旅館か料亭があるらしい、私は足を踏み入れたことがない。
京都料理には摘み草料理というものがある。四季折々の草や花や葉が料理され飾られる。「美山荘」「なかひがし」などの風情と同じような趣向がある。
おそらくミシェラン・ガイドは京都を編集することはできないだろう。
食材の新鮮さでは築地に勝てないが、精神性と風雅な美意識の美味しさは日本人と得意技として大切にしていきたい。










