地球の裏側で満々と水をたたえた川と湖を楽しんできました。
パタゴニアは清々しい高原の夏真っ盛りだった。
リオ・アラジャナスはアクアマリンのような水の色をして滔々と流れていた。滔々といっぱいの水がある河川というのが、北半球に無くなりかかっている。しかも、どこまでも澄み切っていて水の深さ故にアクアマリンや深いブルーのルビーのような色になる川は南半球、とりわけ南米のパタゴニア地方に行かなければお目にかかれない。
こんな地方には湧き水の川、スプリングクリークも必ず流れているだろう、そこでは湧き水にできる藻の中に、スカッドという小さな虫を補食する鱒がいるはずだ。湖ではカディスのエマージャーを食べに川岸の崖、土手、浅瀬にテリトリーを構える鱒がいるはずだ。
私は足を悪くして動けない年末年始をもっぱら、毛バリを巻いて過ごした。地球の裏側のパラダイスを想定して巻いたフライはすべて的中した。スプリングクリークではガイドも押し黙るほどの爆釣だった。
川の両側にはアラジャナスの白い花が咲き乱れ、その匂いでむせ返っていた。
帰りに立ち寄ったブエノスアイレスは快適な都市に急成長を始めていた。
清々しい大自然の夏からのレポートを数回に分けてレポートします。










