「いた!」
湖のシャローで背びれを不用心に見せて泳いでいる大きな鱒、川底まで見えるスプリングクリークで大きな鱒が藻のまわりで口を開閉して何かを食べている。
水面までライズして表層を流れる虫を食べている巨大魚。
浅いラグーンで夢中で捕食するため尻尾を水面に出し、テーリングしているボーンフィッシュ。
大きな樹木の影で落ちてくる虫、蝉を待っている巨大ブラウン。
小魚が放射線上に飛び上がり、逃げ惑うそのスグ後ろに大きく水がうごめく。
こんなのを見つけたら私の心臓はバクバク、呼吸は止って、血が逆流する。今のところ私はサイトフィッシングに夢中である。
魚を目で見つけて、その捕食行動から食べている虫や魚を予測し、それに近い毛ばりを結んで、相手に悟られないようにプレゼンテーションする。浮かんでいる、或いは流れている自分のフライに疑いも無く相手が飛びつく一瞬はトローリングなど機械仕掛けで釣った魚の100倍以上の興奮と満足が得られる。
シャローにいる魚はよく走る。大きなジャンプもする。
パタゴニアはすがすがしい花の夏だった。
サイトフィッシングをいっぱい楽しんだ。
来年はご一緒しませんか?
ブエノスアイレスまで25時間、さらにバリローチェまで2時間、車で4時間、それでも寒さにふるえていじけているよりいいんじゃないかな。
「世界秘境リゾートで巨大魚を釣る!」

出版社:世界文化社
定価:1600円(税別)
ご購入をご希望の方はwebmaster@teamhamano.comまでご連絡ください。









