ダライラマの話を何度も聞き、何度も握手してきた私にとって今回の「暴動」チベット人によって仕掛けられたとは考えにくい。そもそも暴動にしたかったのは中国共産党だったのではないか?
オリンピックで、何かしでかしそうなヤツは今のうちに叩いておけ!というのが中国の戦略であったと思うし、その意味では戦略的に成功と言えるのかもしれないが、私には少数民族や他国の人命を奪ってまで戦略を通すことは戦争中であるとか、革命の時であれば解らなくもないが、このように理不尽な戦略が世界に容認されるとはとうてい思えない。
もし、中国が北京へオリンピックという機会を利用して、くすぶっている中国への不満を叩こうというのなら、そのような無謀な企みは直ちにやめるべきである。
それにしても、日本のテレビ局や新聞などマスコミは、中国とどういう申し合わせがあるかは知らないが、あまりにも曖昧で、消極的で、中国への遠慮、恐れなどが見えすぎている。
人権を無視して平気でいられる国でオリンピックが行われることがあってはならない。
私は明後日から北京行く。家族は人権も心配しているが、黄砂も毒入り食品も心配している。あの黄色い砂は明らかに木を伐採しすぎた大地の悲鳴であり、それによって枯渇して一年のうち8ヶ月も海に着く前に水が干え上がる黄河の悲鳴なのである。NHKはとうとうと流れる黄河ではなく、乾ききって黄砂を巻き上げる黄河を映すべきである。
ダライラマの世界行脚は極めて自然で解りやすく政治プロパガンダではない。乾ききった国際関係を癒す水のように感じられた。それがどうして軍服と戦車に包囲させるような物々しい事態になったのか、多くの人に解るように説明してほしい。
あの空を黄色く染める黄砂の実態を知らせてほしい。
私たちには真実を知る権利がある。









